玄米に緑色のお米が…。でも心配はいりません。青米と呼ばれる美味しさの目安です!
- 2019/04/15
概要
健康に良いと聞いて玄米を購入したけど、なんだか緑色のお米が混じっているんだけど…。まさかカビ…!?
なんて、思ったことはないでしょうか?
実はこの緑色に見えるお米は「青米」と呼ばれる完熟直前の葉緑素が残ったお米なんです。
精米してしまうと普通に白いお米になるのであまり見かけることはないですが、この「青米」が適度に含まれるお米こそが美味しいタイミングで収穫された目安になるのです。
青米ってどんな見た目なの?
まずは、青米の見た目を確認してみましょう。
淡い緑色で透明感がある見た目です。
このように透明感があり明るい緑色であればカビということはまずないです。
くすんだ色でカビ臭くなければ大丈夫です。カビの場合は良く見ると胞子が毛のように見えることもあります。
青米をもっと拡大してみます。表面は普通の玄米と同じような質感で色だけが緑色ですね。
また、断面を割ってみると表面以外は白く精米すると見分けが付かないことが分かります。
玄米なら全体が緑色か緑色と黄色のグラデーションになっているので分かりやすいですが、2~8割程度の分づき米だとこの緑色がまだらのように見え、不安になることがあるかもしれません。
そんな時は臭いをかいでカビ臭がしないかを確認頂くと良いと思います。
それでも不安な場合は、なごみ園でご購入頂いたものでしたら現物や写真を送って頂ければ確認させて頂きます。お気軽にご相談下さい。
青米があると良いの?悪いの?
青米が完熟直前のお米であることは分かりました。
では、青米が含まれるお米は良いのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?
答えは「適度に青米が含まれたお米は良い!」です。
適度に、というのはおよそ10~15%ほどと言われていて収穫時期の基準とされています。
青米が含まれるお米には栄養が豊富で美味しいといわれていますので、お米選びの一つの基準にして下さいね。
ただ、最近では色選別機という機械で青米を取り除くことができるものも出てきています。
なので青米がないから収穫時期が遅すぎる、と断言はできないことも覚えておいて下さい。
栄養などについてまとめられている以下の記事 (外部サイト) も参考になりますので、是非。
・なならいふ。 - 青い玄米って何?